恐るべし、大御所

タイラレモーン

2006年09月17日 07:33

9月16日(土)、Tug of Rock'n'Rollから早1週間。
リーダーに書き込みするよう、Liveの帰り際にも頼んでいたが、
それから1週間、当たり前のようにシカト。
「クロマニヨンズ最高」とか、「ストレイテナー、まーがいいばー?」とか、
一言でも書けないんかね?
さて、1週間前の9月9日(土)は、料理の日ならぬTug of Rock'n'Rollの日。
県内アクト多数出演の2日目はハナから眼中にない(でもビークルと吉井氏は見たかった)、
非国民のわたくしとリーダーは初日のみ参戦。

今回のイベント、全体の感想としては「恐るべし、大御所」といったところで、
個人的には予想外の結果で幕を閉じました。
出演者発表の際、清志郎、ストレイテナー、民生、クロマニヨンズ等々、
昨年多すぎた青春パンク勢がいなかったので、良いラインナップじゃんと思っていましたが、
プロ勢に絞って言うと、わたくしの本命のストレイテナーと、
本命ではないTHE PREDATORSが全体から浮いていることに本番中気付きました。

そんな中、完全にアウェイ戦を強いられたストレイテナーは、
7月のワンマン時よりも不完全燃焼といった印象。

もう一つのアウェイバンド、THE PREDATORS。はっきり言って期待外れ。
the pillowsはそこそこ好きなバンドだし、
ストレイテナーのナカヤマ氏も参加して叩いているので、
少しは期待していたが、想像と違っていました。

今回のイベントで大きなリアクションを受けていたのが、クロマニヨンズと民生、次点で真心。
クロマニヨンズはリリース前にも拘らず、あれだけのリアクション。
リリース後のライヴだったら、正に客をかっさらっていたことでしょう。

夕暮れに登場した民生。4人編成バンドでの民生のロック・ギタリスト振りを楽しみにしていたら、
舞台上には椅子とアコギとアルコール類のみの「ひとり股旅」仕様。
"おい、聞いてねえよ。股旅だったら、はじめっからそう告知せえよ"
と思いつつ、"逆にこっちの方が貴重かも"と考え直し観戦。
"名曲多いねー"、"ビール飲みながらまったりと見たいねー"
と思いながらも、車持参の為、その願い叶わず。
とても良かったが、やっぱりバンド編成でも見たかったなと思いました。

今回のイベント、わたくしのベストアクトもクロマニヨンズと民生だが、
わたくしにとってヒロトとマーシーは、アンタッチャブルな存在で、
他のバンドのように「今度買って聴いてみよう」と気軽に接することは、
気安く接するようで恐れ多くて出来ない。よって、あまり縁のない存在。
民生はアンタッチャブルな存在ではないが、これまでさほど熱心に聴いた訳でもない。

両アクト共、それぞれ良かったが、新たな発見や、
今後熱心に聴いてみようと促すような強烈な刺激を受けた訳でもない。

今回のイベント参戦はストレイテナーが出ていたからで、
ヒロトとマーシー、ひとり股旅のみだったら参戦はしていなかったはずと少々複雑な心境。
やっぱり、お目当てのアクトは他のどのアクトよりもベストなパフォーマンスをしてほしいと希望。

今回はチケット代が高くついたなと、来年以降、見たいアクトが1組でも行くべきかどうか、
金の無駄使いじゃないか等、考えさせられました(でも、見たいアクトがいたらやっぱり行くと思う)。


-ミヤラモーン-